妹がいま大学2年生で、付き合って半年の彼氏ができました。
「2人で初めての旅行にしたい場所、京都にしたいんだけど、お姉ちゃん詳しいよね」と相談されたのが5月の連休明け。「6月にしなよ」と即答して、その流れでついでに私も同行することになりました。3人旅で着物レンタルもまとめて段取りしたら、結果的にめちゃくちゃお得に旅が組めたので、その話を書きます。
6月の京都を「お得」で語る理由
6月の京都が安く済む理由は、3つあります。
ひとつ、ホテルの値段が下がる。観光のオフシーズン寄りなので、3〜4月の桜時期や10〜11月の紅葉時期に比べて、宿泊代が体感で2〜3割は安くなります。同じ予算で1グレード上のホテルが取れる時期です。
ふたつ、着物レンタルが選び放題。観光客が少ないぶん、希望の柄や色がそのまま予約できます。ハイシーズンだと「行ったら売れ筋が全部出払っていた」みたいなこともありますが、6月は当日でも選択肢が残っています。
みっつ、人混みが少ない。並ばなくていい、写真も気兼ねなく撮れる、移動もスムーズ。お金には換算しにくいですけど、これも立派な「お得」です。
ミモザの学生プラン3,000円が、想像以上にお得
ミモザの学生プランは、通常4,000円のところ、キャンペーン価格3,000円です。これでヘアセット込みなので、内訳を分解するとかなりのお得感があります。
普通、着物レンタル+着付け+ヘアセットを別々にすると、5,000円〜8,000円くらいかかります。それが3,000円で済むので、学生のお財布にも優しいです。
学生証を当日提示するだけで適用されます。妹は学生証をホテルから持ってこようかと迷ってましたけど、念のため持参して正解でした。
通年使えるので、夏休みや春休み、卒業旅行に合わせて使うのもアリです。卒業旅行のシーズンは予約が混みますが、6月の平日なら予約も比較的取りやすく、しかも空いてる京都を歩けます。「お得な時期に、お得なプランで」が二重に成立します。
カップルプラン6,000円、彼氏も連れて行ける
カップルプランの料金は、2名で6,000円(通常7,000円のキャンペーン価格、ヘアセットは含まれません)。1人あたり3,000円換算で、男性側が羽織袴、女性側は着物・浴衣のどちらかから選択できます。
妹と彼氏はこれを利用しました。彼氏は人生初の袴姿で、最初は緊張気味でしたけど、お店を出て八坂の塔の下で写真を撮ったあたりで、表情が完全に旅人モードに切り替わってました。
ヘアセットは別オプションなので、1,500円を追加するか、自分でやって行くかは選べます。妹は朝にホテルで自分でやってきて、お店ではお願いしませんでした。
3人旅で総額をざっくり計算
私(社会人)はレース着物を通常プランで(あえて学割が使えないことを承知の上で)、妹と彼氏はカップルプラン6,000円で利用しました。
3人合計で、レンタル代は私が4,500円、妹と彼氏が6,000円、合計10,500円。1人あたり3,500円ほどで本格的な着物体験ができたことになります。
ここに小物オプション(私と妹で帯飾り+帯揚げを各1点)と、私のヘアセット1,500円を追加して、最終的な総額は約14,000円。3人で「東京・大阪間の新幹線片道1人ぶん」より少し高いくらいの予算で、京都の半日が手に入ったことになります。
ハイシーズンに同じことをしようとすると、ホテル代が高くて選択肢の幅も狭くなります。6月の京都だからこそ、宿も着物も両方の予算を抑えながら、内容は妥協せずに済みました。
6月のお得は「価格」だけじゃない
ここまで価格の話をしてきましたけど、6月の京都の本当の「お得」は別の場所にあると個人的に思ってます。
混雑が少ないぶん、写真撮影に時間をかけられます。観光地で「撮るのは1分」みたいな焦り方をせず、構図やポーズを試しながら、何枚か納得いくのが撮れるまで粘れる時間があります。
また、着物のスタッフがゆっくり相談に乗ってくれます。ハイシーズンだとどうしても流れ作業に近くなる着付けが、6月だとお店全体が落ち着いていて、色合わせや小物選びを丁寧に一緒に考えてくれる余裕があります。
つまり、お金だけじゃなくて「時間」と「体験の質」もお得になる時期です。これは数字に出にくい価値だけど、実際に行ってみると体感で分かります。
妹と彼氏の半日デート、私は引率係
人で動き出してから、私は途中から「引率係」に切り替えました。八坂神社で参拝したあと、ねねの道を歩いて、写真を何枚か撮って、午後は2人だけで過ごせるように、私はカフェで離脱。
妹がカフェに迎えに来たとき、彼氏と2人で歩いた清水寺周辺の話を嬉しそうに話してきて、それを聞きながら「6月で正解だったでしょ」って心の中で思ってました。
夕方ミモザに戻って3人で着替えを終えて、お店を出るとき、彼氏が「来年もまた来たい」って言ってくれて、これは妹的にも合格点だったみたいです。
帰りの新幹線でカメラロールを2人で見せ合っていて、妹が彼氏との写真を1枚だけ私に送ってきました。「これお気に入り」って一言だけ。八坂神社の本殿前で、2人がちょっと笑ってる横顔の構図でした。私が撮ったとも知らせずに、いちばん良い瞬間が拾えてたのが、こっちとしても嬉しい結果でした。
6月のミモザを使うときのちょっとしたコツ
予約は1〜2週間前で十分間に合います。希望の柄が決まってる場合は、予約フォームの備考欄に書いておくと当日スムーズです。
雨予報の日でも予定変更しないでください。ミモザは雨傘レンタルも無料対応なので、雨の日のほうが他の観光客が減って、むしろ写真も撮りやすいです。
カップルプランで申し込むときは、男女どちらの希望サイズも事前に伝えておくと、当日着付けが早く終わります。男性側は袖丈・身長を、女性側は身長を伝えておくのが目安です。
まとめ
6月の京都は、価格・時間・体験の3つの意味で「お得」が成立する稀な時期です。
ミモザの学生プラン3,000円とカップルプラン6,000円は通年使える価格ですけど、6月にこのプランを使うと、ハイシーズン以上の満足度が引き出せます。
妹と彼氏が次の旅行先を「また京都」って言ってくれたのが、私にとっての一番のお得な結果でした。空気の柔らかい6月の京都を、2人や3人で歩いてみてください。
予約サイトを開いて、行きたい日を選ぶ。それだけで6月の京都が始まります。お得な時期は意外と短いので、迷ってるなら早めに動いておいた方が良いです。